世の中、どれほどクルーズが普及しているのか、よく知りませんが、私はたったの2回しかクルーズに乗ったことがありません。それも一週間ポッキリ。しかも2回ともHolland America Lineです。どうもクルーズ会社は各地にそれぞれ代理店というものを持っているそうです。ま、普通の貨物船でも各地に代理店というものがあります。それは官庁への届出の代行とか、積荷のアレンジ、必要品の調達なんてのがあるからです。
それと違って、クルーズの代理店は要するに旅行代理店です。お客さんの方を向いているわけです。日本にもHALの代理店と称するものがいくつかありますが、ほとんど旅行代理店のようなものです。しかも、クルーズの代理店の場合は、とても零細な企業だったりします。個人経営があったりするくらいです。ま、それほど利用者がいなかった分野だからしょうがありません。
私は全て自分でネットを使って、HALと直接取引でした。なぜか。代理店をかましたときに、予定が大きく変更されたときに全く責任を取ってくれなかったという声を聞いてしまったからなんです。しかし、英語に自信のない方は代理店を頼った方が良いと思います。やっぱり細かい取り決めは自分で全部仕切るのは神経をつかうからです。COVID-19がまだ全地球的に収まりきったわけではありません。それにHALの場合にはorange clubなんてのができたり、これまでにないシステムが導入されてきているという事もあります。どこのクルーズ会社も皆、モノ・クラスといいながら、少しずつ二層化を図ってきています。経験のないことをあまり得意でない言語で取り組むのは厄介です。