2023年12月22日金曜日

フーシ派

  紅海を航行中だった日本郵船がチャーターした「Galaxy Leader」というPCC(自動車運搬船)が先月19日に、シーア派の分派であるザイド派を奉じる部族、フーシー族の集団であり、イランの支援を受けるイエメン最大の勢力「フーシー派」によって拿捕された。

 この影響は甚大で、船舶は紅海に入れなくなり、このままではスエズを通れなくなる。

 Holland America Lineの世界一周クルーズは来月3日にフロリダのFt. Lauderdaleを出港して128日の世界一周に出かける予定にある。予定通りだと4月半ばには紅海に達していることになる。HALはどう対処するつもりだろうか。途中で航海を中止するのだろうか。まさか喜望峰周りにするだろうか。当初の予算を遥かに上回ることになってしまう。

 ベランダの部屋で35,000ドルである。




2023年12月18日月曜日

Fred Olsenだったら

 フレッド・オルセンのクルーザーだったら船が古いから、きっとバスタブがついているぞ。周りが多分英国人ばっかりだ、というのがいまいち気に入らないんだけれど、それでもシャワーよりバスタブのほうが良いよ、冬のオーロラを見に行こうってんだったら。

2023年12月8日金曜日

トイレが心配だからね


  トイレが心配な歳になっちゃっているものだから、エコノミーに乗って、毎回あのトイレの列に並んで耐える自信がない。急に行きたくなっちゃうこともあるし、待っている間にえらいことになったらどうしようと思うと飛行機に乗るのが怖い。

 そうかといって今どきビジネスに乗ったら往復するのに100万円はかかってしまう。そういう訳にはいかない。だから、もう旅行にはいかれないと思うのだよ。

2023年12月5日火曜日

December 1972

 あの年、年末の休みを使って、カリフォルニアに旅行にいった。一週間くらいだったかなぁ。JALパックというやつです。San Franciscoに到着したところでツアーから離れて、Renoへ飛び、South Lake Tahoeに泊まってHeavenly Valleyでスキーをした。泊まったホテルでAndy Williamsのショーをやっていた。なんと一人10ドルだった。

 Andy Williamとハモる時にはうしろに彼の声にそっくりの歌い手がいるのにびっくりした。

 当時のJALパックは帰りはホノルル一泊が必ずついていた。ところがホノルルにつくと、泊まる予定のホテルに高校のバスケットボールチームが泊まっていて、部屋が空いていない。眠いのに強行観光だった。あとでJALパックからお詫びの手紙とともにボールペン一本が送られてきただけだった。

 そうそう、San Franciscoに到着してバスに乗って市内観光に出た時に、バスに乗り込んできた現地ガイドの男性がなんと、その2年前にお世話になった寺島さんだったのには驚いた。その時San Francisco在住のピアニストは入れ違いに東京に行っていた。実は東京出発の前日、わたしたちは東京で逢っていた。Fishermen's Warfでランチの時に、一行の中のお客さんがウェイターにスガーをくれといったといって、そのウェイターが「What's sugaaa ?」と聞いていたのが笑えた。


2023年12月4日月曜日

Fred Olsenでオーロラ+スイスに二週間。

 

 Holland America Lineの古い船を買い取って英国東海岸を起点にクルーズを運営しているのがFred Olsenで、12月に二週間のノルウェー北上、オーロラクルーズがある。HALでいうところのベランダ・キャビンだと二人で4,000ポンドくらいする。今のレート、約186円とすると75万円くらい。世界一周ビジネスで160万円。その他の交通費が約90万円くらい。50泊のホテル代が200万円くらい。ここまでで小計525万円。あとは食費等を考えなきゃならない。そうすると600万円くらいになってしまう。

2023年12月2日土曜日

2013.05 ミュンヘン 聖ミヒャエル教会

 










2023年11月24日金曜日

Thanksgiving

 


そういえばもう10年前になりますが、thanksgivingにNew Yorkのマンハッタンにいったことがあります。やたらと寒うございました。交通規制が厳しくて、とうとうパレードが通る五番街までは到達できなくて、ハズレからパレードを垣間見ましたが、いやはやその寒いこと、寒いこと!





2023年10月29日日曜日

2010年7月7日  ノールカップ スペイン勝利

 

この日、サッカーワールドカップ準決勝でスペインはドイツに1-0で勝った。
ノールカップで騒ぐスペインからの観光客
そろそろ深夜0時になるのに白夜の真っ最中






2017年3月9日 受胎告知 サン・マルコ国立美術館(旧サン・マルコ修道院)

 


フラ・アンジェリコが1440年から1450年頃にかけて制作した。

修道院の二階にこの絵がある。
もう何度もどこかの本で見たフレスコ画である。
だからとても親しみを感じるし、目に馴染んだ気がする。
お互いに両手を胸に抱えて非常に心穏やかな気配を感じることができる。



二階には修道士たちの部屋が両側にならんでいてそれぞれの部屋の中に、またフレスコ画が描かれている。






2023年10月15日日曜日

ドブロブニクでフィッシュ・スープを食べた

  ウェールズ対アルゼンチンのラグビーがマルセイユであって、テレビが生中継をしていた。マルセイユにいって美味しいブイヤベースを食べたいなぁといったら、ドブロブニクで食べたフィッシュスープも美味しかったじゃないかというんだよね。えっ!そんなもん食べたっけ?って思ったんだけれど、確かめたらProtoというレストランに入って、そこで食べていた。しかも自分で「秀逸!」と評価していた。全然覚えていなかったのはどうしてなんだろう。あの時のツアーには糖尿病のくせにまるで自然的自殺でも企んでいるような親父が一行の中にいて、実に腹立たしく、他の人がそいつのそばに寄り付かないものだから、あとから遅れてそのレストランに入っていったら、そいつと同じテーブルにしか席が空いてなかった。だからそれがいやで記憶に残らなかったのかもしれない。もったいないことをした。




レストランの名前





これがくだんのフィッシュスープ


これまた美味かったタコのグリル!





2023年10月6日金曜日

スコーン

 やっぱり一度はデヴォン・シャイアーへいってスコーンを食べてみたいな。もちろんクロテッド・クリームを先に塗ってね。

 もう二度と経験できないだろうな。

2023年9月16日土曜日

YH

 NHKの「ドキュメント72時間」はなかなか見せる番組で、比較的好きだ。しかし、時には、こんなのどうでもいいよ、というような設定もある。

 昨日の回は「利尻島のユースホステル」だった。最初は面白そうで見たんだけれど、お客が送迎のバスかなんかでいっぺんに到着すると、スタッフやすでにいるお客が全員で玄関に出て「おかえりなさァァァァい」とドンチャン迎え、お客たちは「ただいまァァァァ」と叫ぶ。ここで、もう「あぁ、こりゃだめだ」と嫌になった。 夜7時になると、昔どこのユースホステルでも定番だった「ミーティング」があって、ギターで歌い、どんちゃん踊るのだった。もう完全に嫌なパターンだ。そりゃ年寄にはもうこんなのうるさいよ。

 欧州でYH Internationalやら、YWCAには泊まったことがある。不思議とYMCAは避けてきた。大昔のYMCAはホモの拠点だったからだ。ロンドンのYHはバスルーム付きツインだったけれど、シャワーはシャワートップが壊れていて、半分まんま出てくる状態だった。NZのオークランドのYHは一旦バスルームの電灯スイッチを入れるとファンが回り、それが消してもしばらく回り続けるやつで、夜中にトイレに行くと、あまりのファンの音のうるささで眠れなくなった。ここのキッチンは冷蔵庫に名前を書いて入れておいても盗まれた。ボストンのYHではダブルベッドのツインにアサインされたんだけれど、フロントでシングル・ツインにして欲しいといったら、ちゃんと変えてくれた。朝からベーグル付きの朝飯がついていた。これまで泊まった中では一番だろう。部屋のグレードでいったら、バーゼルのYWCAは新築のツインがあって、値段もそれなりだったけれど、シャワーからなにから万全だった。その代わり、旧館には得体のしれないおじいさんがいて、キッチンの包丁はどれもこれもおもちゃの包丁かと思うほど切れなかった。モントリオールのYWCAはあまりにも利用者がいなくて驚いた。キッチンにいってみると誰もいなくて不気味だった。

 欧州にはMotel Oneがどんどんネットワークを広げていて、世の中随分変わってきた。古いファミリー・ビジネスのホテルはやっていけなくなるかもしれない。ウィーンの中央駅の前のMotel Oneでは最上階にアサインされて、とても良い景色だったし、街中にもトラム一本で行けて、とても便利だった。

2023年8月28日月曜日

ラウターブルンネンよりミューレン

 

最近、ラウターブルンネンが大変な人気だそうで、観光客がわんわんと押し寄せているんだそうだ。ラウターブルンネンよりも、あそこからロープウェーでもう一段上がったミューレンのほうが景色も素晴らしいのになぁ、と不思議でしょうがない。










2023年8月19日土曜日

世界陸上 2023

  世界陸上が始まって最初にテレビで見たのは20km競歩だった。英雄広場からアンドラーシ通りを周回するコースを何周もする。テレビの画面で見るときれいな広場だ。アンドラーシ通りはまさにメイン・ストリートでこの下を世界で最初の地下鉄M-1が走っている。開削方式で掘ったので、とても浅いところを走っている。改札がないのだけれど、かなり頻繁に検札の二人組が乗ってきてチェックするからズルはできない。終点まで乗ったら、その直前に突然隣りに座っていたおばさんが日本語で「終点ですよ」と喋った。ものすごく驚いた。だって、ブダペストですよ!?大学で日本語を教えているという先生だった。世の中油断ができない。

 実はブダペストには二度行っている。ゲッレールト・ホテルに泊った。温泉付きのホテル、というか、ホテル付きの温泉と表現するべきかもしれない。もうあれから10年ほど経っている。

HAL 2025

 Holland America Lineの2025年欧州クルーズが発表になりましたが、期待したようなノルウェーのフィヨルドを徹底して巡っていくようなクルーズはありませんでした。

 もっともサマー・ジャンボ宝くじも定番の300円しか当たらず、夢も希望もヘナヘナへなと消え去りにけり、チョチョンチョンチョン。トホホ・・・。

2023年8月18日金曜日

忌憚のない意見をいってしまえば、

 

 忌憚のない所を申し上げてしまえば、格安のクルーズに乗るんだったら乗らない方が良い、ということなんでございますよ。

 ろくなことが起きないんです。例えばあのHolland America CruiseでもSan DiegoからVancouverまでただ回航しただけじゃ商売にならないので、たった4日間のクルーズを売ります。インサイドの部屋だったらひとりなんと309ドルです。実質は中2日ですが、ご飯のチャンスは9回あります。一食辺り30ドルに足りないくらいです。そう考えると格安。飯を食いに行くといっても良いかもしれないですよ。しかし、当然ですが、クルーズを満喫するようなスケジュールにならないんですね。

 爺さん婆さんになるまでクルーズなんて、ほとんど意味を持たない、といっても良いでしょう。それだったらあちこち苦労しながらでも良いから陸上を訪ねて歩いたほうがなんぼか意味がある。

2023年8月5日土曜日

ジュネーブ 2018年7月16日(日)

 ジュネーブといったら、大噴水でございますね。

 それまでスイスへ入るために、チューリッヒ空港が二回、バーゼルに一回、そしてこの時初めてジュネーブに入りました。

 湖に面しているという点ではチューリッヒもジュネーブも似ていて時々昔のことを思い出すと混乱をします。

 しかしコチラにはこの大噴水があります。

 
 ぐるっとスイス・イタリアを回ってきて、日本へ帰る前日は日曜日でした。この町の商店は休息日を完全に守っているらしく、街はどこもかしこもお店はしまっていて、なにも買えないかわりに、なんと湖でトライアスロンが開かれていたんです。とても大きな大会でした。















SBB

   スイスの鉄道、SBBのアカウントが今でも生きていた。しかも、今ではもうMobileのアプリでそのアカウントを使って、切符を買うこともできる。  たしかに便利になっているんだけれど、実は外国人向けの一ヶ月有効なHalf Fare Cardの買い方は至極面倒で、どうしてもスイス...