ひょいと気がついてみると、日本で手に入る海外旅行のガイドブックが「地球の歩き方」の独占状態のようになってしまっている。あとは若いお嬢ちゃんたちが「可愛ぃ〜!」といって手に取るようなものばかりで、私たちのような年寄りが持って似合うかというと、はなはだ恥ずかしくなるようなものばかりで、ちょっと困惑気味でございます。
来年の旅行の前半の山場を私はスイスのミューレンにおいています。約一週間という時間をミューレンで過ごし、あちこち出かけては歩きたいなと考えています。スイスはとかく交通費がかかり、宿代がかかり、食費がかかるという三重苦の観光地で、鬼門なんですが、初めてスイスに足を踏み入れて以来、ミューレンに滞在してみたかったのです。
「地球の歩き方・スイス」編の中で私たちが必要とするところはわずかに十数頁でございます。というわけで図書館から借りだしてきて、それを全部スキャニングしました。自分の本であればバラバラにして読み込んでしまうのですが、そうはいきませんから、フラットベットに拡げては読ませ、拡げては読ませ、ということを繰り返します。登山電車やロープウェイを使うと、かなり行動することができます。前回使ったトレッキング・シューズとポールが役に立ちます。
で、次は交通費をどう考えるかであります。スイスにはいくつものいわゆる「鉄道パス」があります。スイスパス、スイスフレキシパス、スイスカード・・・どれがどう得になるのかという比較がちょっとやそっとではできかねます。結局ネットでSBBのサイトでどことどこの間はいくらなのかということを出して、それを積算していきます。どうも私たちのルートを辿ると、その場その場で買っても、パスの料金を大きくうわまらない様な感じで、大変に逡巡しています。とっても悩ましいのです。
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