2014年10月12日日曜日

なぜまたアムステルダムから始めるのか



アムステルダムには2012年の5月にベネルクス三国を巡る旅で訪れたことがあるのです。それなのに、なんでまたstar allianceでは東京からの直行便がないアムステルダムから来年の旅を始めようとしているのか、というお話でございます。

 これはもちろんご存じのレンブラント工房作「夜警」でございます。依頼を受けた人々の肖像画をただぼぉ〜っと突っ立っているんじゃ、つまらないじゃないか、生き生きとした情景の中に描いてこそ、絵画であると、まぁ、当時としては画期的な、ということはそれまでの価値観の持ち主たちからしたら、余計なことをした、まさに問題作だったわけで、これをきっかけにレンブラントの人生が暗転を始める結果となったといわれておりますねぇ。

 で、この絵はどこにあるかと申しますと、アムステルダムの国立美術館でございます。私たちが訪問した当時、この美術館は修復工事中でございました。つまり、私たちは仮展示の状態でこのレンブラントや、フェルメールを見ていたわけです。最近のテレビを見ていましたら、見事完成したというのでございますよ。

 いやいや、これだけじゃないんでございます。当時、デン・ハーグにございますマウリッツハウス王立美術館もこれまた改修工事に入っておりまして、ツアー一行では「真珠の耳飾りの少女」だけは他の場所に移されておりましたので見ることが出来ましたが、その他はあとから私たちだけで戻ってきて市立美術館で公開されていたものを見に行きました。そしてこの美術館の改修も今年の6月に完了してはれて通常展示されているということです。

 ならばということで、この両方を確認に行こうじゃないか、ということからまずアムステルダムに飛行機を降り、生意気にもライデンに宿を求め、あっちもこっちも電車で移動して見物することにしたと、こういうことでございます。果たしてそんな具合に上手くいくものかどうか。

 どうせ乗り継ぎで行くのであれば、一番マイル数が少ない方法は、多分SASでコペンハーゲン経由でございましょう。しかし、今回はスイス・インターナショナル航空でチューリッヒ経由で行きたいなぁという気持ちに傾いています。それはスイス航空の評判が随分高くなっているらしいという情報に基づいているのですが、実際の話はどうだろうかと危惧してもおります。

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