実は今逡巡しているクルーズはモントリオールからボストンにむかう、カナダとニューイングランドのクルーズです。私はかつて造船所に勤務していたことがあるので、人一倍船には興味があるのですが、そういうおっさんがかなりの数いるわけです。ひと頃の日本は造船が稼いでいたことがあるくらいですから、そんな爺さんはたくさんいます。
で、セント・ローレンス川というのはハンディ・バルクといわれた2-3万載荷重量トンの貨物船が通れるドックができているんですね。ふと思い出すと、そこを一度で良いから通ってみたい、というのが昔からの夢でした。
Canada, New Englandのクルーズというと、ほとんどが秋口に紅葉を愛でるためのものなんですが、Holland America Lineだけはボストン出発にしろ、モントリオール出発にしろ、そのセント・ローレンスを通るわけです。他のクルーズは船が大きくては入れない。450人乗りくらいの小さなクルーザーもありますが、そちらはお高くてとてもとても乗れませぬ。
クルーズは船会社に直接申し込むという方法と、各国の総代理店を通して買う方法、そして今やなんでもありのネットの旅行代理店で買う方法があります。総代理店を通して買ってもほとんど値段の差はありません。ところがネットの代理店、例えばExpediaのような所を通して買うと、一週間のクルーズで4-500ドルの差が出てきます。これは魅力です。じゃ、なんで皆さんそこで買うことをしないのか。
万が一何かが起きたとき、お客に対して誰がどんな責任を持つのかといったら、勿論最終的な船の安全という点では船会社に責任はありますが、お客と直接の契約関係を持っているのは誰か、ということになります。問題はそこです。責任の所在を単純化しておくという点では勿論クルーズ会社と直接契約するべきじゃないかという気がします。
散々悩みます。
2016年9月15日木曜日
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