400ドルも安くなって、広くてメトロポリタンに近いんだけれど、古くて、暖房が中途半端なホテルと、比較的新しい設備なんだけれど、半分以下のスペースにもかかわらず400ドル費用がかさむホテルと、どっちにしようか、もうズ〜ッと悩んでいる。なにしろNYCではこれまで価格に目がくらんでエラい目に遭ってばかりいるからなぁ。
今やとっくになくなってしまったLexingtonと40thの角から二軒目にあった古ぼけたホテルなんて、入り口の扉はバネで閉まるようになっていた上に古ぼけたエアコンはただただファンが大きな音で回るだけだった。ロビーにはトイレもなく、スタッフは全員期限が決まっていたのか、全くやる気がなかった。翌年にはもはやどこにもホテルとして出てこなかった。ところがこのホテルは今ではヒルトンのプロデュースにでもなっているらしく、2年前に大改装をして、今では立派な4つ星になって復活してきている。どんな様子になったのか見て見たいくらいだけれど、既に価格として手が出ない。
その次に泊まったホテルは滞在型のちゃんとしたキッチンがついている場末感溢れる地域にあるところだった。一週間に一度しかハウスキーピングがないので、自炊をしていたらどんどんゴミがたまって往生した。
三番目に泊まったのが最低だったかも知れない。コリアン街にあるそれはそれは古くて、もはやボロボロといって良い、エレベーターがたった一基しかないホテルだった。このホテルは今でもやっていて、日本の無責任なガイドブックにはちゃんと出てくる。とても便利なところにはあるのだけれど、何しろ、泊まっていて滅入ってくるようなところだ。宿泊客のほとんどは韓国の若者か、ヒスパニックスの人たち。
NYCのホテルは14.5%の税金だけじゃなくて、プラス一泊3.50かなんかのエクストラがかかるから高くてしょうがない。
2017年12月16日土曜日
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