珍しくNHKBS Premierでモンブラン界隈の山小屋の番組を唐突にやりました。
「絶景!ヨーロッパの山小屋」ってんです。こんな唐突に放送されたって困っちゃうよねぇ。偶々チャンネル動かしていたから発見したけれど。
出てきたのはまずプランドレギーユ小屋です。この小屋はシャモニー・モンブランの街からエギュドミディへ上がるロープウェイで途中の乗り継ぎ地点まで行って、そこからトラバースするルート上にあります。貸し切りで誕生日パーティーを開いた奴がいて、朝4時まで騒いでいたという。
次に出てきたのはイタリア側、クールマイユールからいく、ヘレ谷の途中のPrasecでバスを降りて登ったところにあるRifugio Alpino Walter Bonatti、通称ボナッティ小屋。この小屋もツール・ド・モンブランのルート上にあります。
私たちはバスの終点、Arp nouvaz capまでバスで行って、辛い思いをしてRifugio Helenaへあがりましたけれど、その手前にある小屋です。
次に出てきたのは、スイスのゴルナーグラードから一般の観光客には思いもつかないルートを下り、氷河を越えてやってくるMonte Roza Hutでございます。これは意表を突かれる場所にあって、しかも、驚くほど近代的、というか、近未来的な小屋でございます。何しろアイゼンをはいて、ピッケルを持たなくては行かれないのが怖い。
次がシャモニー・モンブランの街から北の山、ブレヴァン展望台の西にあるRefuge Bellachatです。かなり古い小屋で、今は創業者の娘が経営をしているといっていました。ここへ上がるのはかなり辛そう。まるで日本の山小屋の雑魚寝に近い宿泊施設のようだ。もっと若いときに、この辺のことを知っていたら、良かったのにねぇ。
そして最後がマッターホルンにあるHörnlihütte,ヘルンリ小屋。2015年に改装されたといっていた。マッターホルン登頂を目指す人たちはここでガイドと合流し、夕飯を共にして翌朝3時半にアタックを開始し、昼飯までに降りてくるそうだ。あんなところに登ろうとする人たちがあんなにたくさんおられることに誠に驚いた。
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