アメリカのUnited航空を利用したのは随分久しぶりかもしれません。多分最後は2015年でしたでしょうか。とにかくつっけんどんで、国内線に至っては、ほとんどやる気ないだろうと思われるような有様でした。
今回、UA838便を利用するのに、ウェブチェックインを試みるも、何度やっても最後で蹴られ「unsuccessful 」となりました。しょうがないからそのまま成田へ行ってみると、エコノミーのカウンターは塀のようなもので覆われていて、その前にずらっとセルフチェックインマシーンが並んでいます。そこへ何人もの女性スタッフがおられて、「エコノミーですかぁ?」とお尋ねになります。で、その機械でチェックインを始めると、機械が「アップグレイドしませんか?」と聞いてきます。アァ、やっぱりエコノミープラスが空いているんだ。ということは多分エコノミーの後ろの方も空いているはずです。
それでも確信は持てませんから、アップグレイドしました。いつもだったらやらないのに。
ところがこれが成功でした。この便は777-300ERなのですが、比較的新しい内装で、EconomyPlusのシートがこれまで経験したどの航空会社のこのクラスのシートよりも広かったのです。もちろんフルフラットになるわけではありませんけれど、半世紀前のビジネスと比べてもなんら遜色がない。(どんな対象だよ!)
しかし、ボーディングパスをもらってみると、真ん中四列のしかもまんまか二つです。これはふた席条件にするからだ!と気がついて、ゲートの陸上係のおばさまにひとつでもいいから通路にならないかとお願いしたら、無表情のまま変えてくれました。三列あるうちの三列めです。で、私の席はこうした、と言ったら、つれあいがブータれます。
乗り込んで見ると、まさに私のその席に白人のおばさまが座ろうとしておられます。「そこは私の席のようですが」とお話しすると、慌てて、通路を挟んで反対側へ。
CAのおひとりにつれあいの席が通路側になると助かるんだけれど、とお願いすると、左通路の三列めをアサインしてくれた。するとさっきの白人のおばさまが、「じゃ、代わってあげる」とトントン拍子、おかげで二人で通路を挟むという体制へ。
これもあって、UAがとてもよかった!いや、それはただ単に、金をかけてグレイドアップしたからじゃないの?
2019年5月28日火曜日
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