2016年6月11日土曜日

顰蹙

 こんなことを書くと、顰蹙を買うに決まっているんだけれど。

 某旅行関連サイトのQ&Aサイトで、多分母親と覚しき人が質問しているんです。乳幼児を連れて豪州へ旅行するんだけれど、空港からのタクシーにチャイルドシートがついているものをどうやって見つければ良いのか・・ッてんです。
 豪州のことだから、ひょっとしたら空港のタクシー乗り場に「車椅子利用者用、チャイルドシート利用者用」といったポストが立っていて、それなりのタクシーがやってくるのかもしれません。20年前には見たことはありませんでしたけれど。

 それにしてもなんでそんな乳幼児を連れて旅行せんとならんの?という疑問が湧く。奥さんが実家に帰ってお産をして、若い夫婦が乳飲み子をバスケットの中に入れて飛行機に乗ってくるというのはよく見る。それはどうしても必要なんだからわからんことはない。例えば、若い夫婦が乳幼児を連れて赴任するために乗ってくる、これも十分に理解ができる。親戚の慶事、弔事があってどうしても連れて行く、これだって当たり前に理解ができる。

 だけど、なんでvacationにそんな乳幼児を連れて行かないかんねん?子どもが可哀想。2-3年くらい我慢したら良いじゃないか、親が。

 こういうことをいうと絶対に反論が出てくる。「子育てを社会が支えるべきじゃないか」なんちゃって。論点があさっていってないか?っていっちゃったりする。

 こういう話は感情が絡んでくるから絶対に収まらない。

 もうひとつ。「両替はどこが安いですか?」って類いの話。
 何百万という単位の金を替えるんじゃないんだから、1円、2円の違いはたいしたことがない、といってしまうとものすごく顰蹙を買う。それにしたって私ら大した金を遣うわけじゃないんだから、その差はネグリジブル。1万円を1ドル120円で両替したのと110円で両替したのでは7ドルくらいの差が出る。これでも昼飯一回分に及ばない(私だったら終わるけれど)。それでもこれくらい。
 こんなことをいうと顰蹙を買うという好例二つ。

*追記
 案の定、4-travelのQ&Aで200豪ドルをプラハで両替したいんだけれど、レートの良い両替屋をご存じないですか?って。旅行記に書いたら良いよね。こんなことでずっと持っていた200豪ドルをようやくプラハで役立てた。こんなレートだったんだけれど、トホホ・・って。こういう人に限って様々人を頼って、最後は一本の旅行記も書かないんだよ。フィード・バックしろよ。

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