2017年4月10日月曜日

パック旅行

 前回のイタリア旅行は前半をパック旅行に参加し、現地で離団して、滞在を延長し、帰りはパック旅行手配と同じ条件+アルファで手配した航空便で帰ってくるというものだった。
 旅行会社は私たちの復路便も含めて航空会社から切符を買う。買うといっても今は昔のように紙の切符が発行されるわけではなくて、もちろんE-ticketで予約番号とfamily nameですぐさま航空会社のサイトで予約確認ができてしまう。

 だから、出かけるときに復路の便を確認したいから予約番号を教えて、といったら旅行会社がそれは内規としてできない、といった。自分の切符を自分で管理できないってのは納得できないといったら、旅先で渡します、という返事だった。

 帰ってきてからアンケートにあれは納得できていないと書いて出した。すると、往便も復便も予約番号が一緒なので、出発前に教えてしまうと、往便まで本人がいじることができてしまってパック旅行社として管理できないし、離団までは添乗員がサポートするのでそうしていると説明を受けた。

 私はそれはそれで社としての方針としてそうだ、というのであれば仕方がないが、自分で現地で対応するしかないという選択肢を選んだ人間にとってはそこまで自分のフライトを管理できないというのは不安を抱えたまま出発することになる。往路のフライトについては触らないでくれといえば済むことであって、むしろ客を性悪説で見るということになるのではないかと意見をさせてもらった。

 多分あの会社が内部としてどうやっていくのか意見が吸い上げられるのであれば、これから先も面白いけれど、多分だんだん硬直化していく企業の常として、あまり期待ができそうな気がしない。

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