2020年1月29日水曜日

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 とにかく朝一番、と言ってももう9時は過ぎていたんだけれど、グランドセントラルまで歩いて、E線に乗る。後から考えてみたら、そんなの歩かなくたって、1版の地下鉄で終点まで行けばよかったんだと、知る。
 MTAのビルの正面から入ったら、受付のお姉さんがいて、半額切符はどこですか?と聞くと角を曲がった側だと。そういえばネットで検索した時に住所は3 Stone St.だったんだから最初からそこへいけばよかったのだった。入り口はやっぱり足場が組んである。Google のストリートなんたらで見たまんまだった。
 入り口におじさんが二人立っていて、「何を申請に来たの?」と聞いてくれる。siniorのreduced fareの申請だと言うと紙をくれて、これに書き込んで見せてくれという。申請書の住所欄が米国のアドレスを要求しているように見えるので、書き込んでから、これはUS citizenじゃないと申請できないの?」と尋ねると、そのおじさんの回答は、「このユニバースに生きている人ならいいんだよ」というので思いっきり笑った!
 受付の方は東アジア系ではあるけれど、多分中国系の女性だった。途中でワァワァとまくし立てるけれど、思いっきり中国訛りの英語のおじいさんがきたときに、その人が中国語で対応していて、なるほど、今ここで一番必要な外国語は中国語なんだろうなとわかった。尤も地下鉄の切符のヴェンディングマシンでも言語の選択四カ国後の中に立派に中国語が入っている。日本の電車の駅名表示が中国語と韓国語で表記されるのはいかがなものかと言っている日本人はゆっくりと世界に遅れておいで、という気にさせられる。

1号線に乗って79丁目まで上がる。かねての予定通りにZabar’sに行ってこの10日間の食べ物を仕込む。あれもこれもと買っているうちに70ドルを超えてしまった。
 袋を抱えたままカフェテリアでクリームチーズとスモークト・サーモンを挟んだベーグルでランチにした。目の前に自転車を止めて入ってきた東アジア系の青年がスープとオレンジジュースをトレーに載せて隣に座った。日本人っぽい。しばらく我慢をしていたが話しかけたら、やっぱり日本人だった。もうそろそろ5年になると言っていた。



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