イタリアへ旅行された先達の旅行記を探して読むと、かなりの確率で掏摸や泥棒被害を受けた人たちがいることがわかる。昔から、もうかなりず〜っと昔から、イタリアといったらこれだ!だからこれまで一歩も足を踏み入れなかった。
昔働いていた会社で今は亡き後輩がひとりでローマへ出張する羽目になって、直ちにホテルに到着後、フロントでチェックインをしている隙に鞄を盗まれ、初日から警察に行って被害届を出しに行ったら日本語の申請書があったし、日本大使館へパスポートの被害を申し出たら、何人もきていたと聞いたことすらある。
しかし、いくら何でも彼のあの事件から既に30年近く経っているので、今ではそんなことはないだろうと思ったら、次から次にそんな話が書いてある。いつものことだから、途中でツアーから離れて、二人だけで二週間を過ごそうと思っているのだけれど、被害なしで住むだろうかと今から心配だ。パリの地下鉄でやられそうになってやり過ごしたけれど、今度ばかりはかなり用心が必要そうだ。やれやれ、なにも好きこのんでそんなところへ巳を投じなくても良いんじゃないかという気がするけどなぁ。
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