2016年12月16日金曜日

GOKL

クアラルンプールにはGOKLという名前の無料バスが4路線走っている。紫と緑と青はシティーの真ん中を絡んでいるからどんどん利用できるのだけれど、赤線(あ、この表現はダメだなぁ)だけはちょっと離れているので一度も乗ったことがない。普通の市民も観光客も乗っているのだけれど、なにしろこの街、この国自身がもともと多国籍だから、誰が観光客なんだか、地元民なんだか、区別がつかない。こんな経験はシンガポール以来だけれど、今や欧州だってほとんどそうだよねぇ。ベルギーなんてずっと昔からそうだ。こうして考えてみると、日本という国は本当に例外的で、日本自体が特異国、だということになる。これがまた、ある種の人たちにはもってこいになってしまって、私たちは他と違って選ばれた国民であり、国家なんだ、なんぞと言い出しかねない。なにしろちょっと前にそういっていた前科があるからね。

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 ほとんど日本人乗客だけのクルーズには流石に乗りたくないなぁ。そりゃ当然日本食がおいしいんだろうけれど。  こういう環境で一緒になった他のパッセンジャーの殆どが自慢たらたらな話ばっかりだろうと容易に想像されるからだ。  海外の旅先で出会った日本人旅行者の殆どがそんな連中だった。あ...