2018年1月22日月曜日

20180121 トリニティ・チャーチ

  マンハッタンに聖公会の教会はどこにあるのかと探したら、Wall StreetにあるTrinity Churchがマンハッタンで最古の境界だというんですよ。調べたら11時15分から礼拝があるというので出かけたんです。地下鉄の1番でレクター・ストリートでおります。行ってみたらまさにイーストリバーからのWall Streetが突き当たるのがその教会でここは前回ブルックリンから船で帰って来たときに歩いたところです。

 入って行くと、牧師が前に立って何か話しています。入り口にあった看板によると、9時からも礼拝があったようですが、その続きでしょうか。入り口で冊子を配っていた会衆のおばさまにお伺いしたところ、いやこれはディスカッションなんだ、とおっしゃる。ほぉ、ちょっと想像がつきません。しばらく経つとそれも終わって、9時からおられた方々はお帰りになりました。そして11時15分からの礼拝に参列される方が次々に入ってきます。
 冊子はいわゆる週報のようなものですが、祈祷書の代わりに進行の全て、そして聖歌の全てが楽譜になっていて、その上、今週、来月の予定から、注意書きから全てが書いてあります。すごいなぁ、さすがお金持ち!毎週これだけの数の参列者のために印刷するのでは普通の教会ではできません。

 これを見るとこの教会ではほぼ毎日「Brown Bag Lunch」というものが行われています。つまり、茶色い紙袋に入った昼飯、をホームレスの人たちに配るということでしょう。礼拝の後のお茶は一番後ろで会衆の方がコーヒーとドーナツを配っています。

 礼拝の途中で私の座った席の反対側に、次々に観光客らしき人が入ってきますが、ちょっとすると出ていかれます。その全てが東アジア人だったのには不思議な気持ちがしました。

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