44日目
まさか、そんなことはないわけですが、何しろ中国系の皆さんでほとんど占領されちゃっております。もはやその辺の島どころの騒ぎではございません、というか、とにかく騒がしいのですけれどね。
何しろ出かける時のBridgeportの駅前から出る620番のバスの中からすでにその傾向は見えておったわけですが、BC Ferryに乗ってみたらもはや物の見事に中国からの旅行者の皆さん、地元にお住いの中国人の皆さんの圧倒的な人数にもはや白人なんぞどこの国の人?的な雰囲気でございます。
その上、皆さんよく移動をなさいます。90分の船の中でもあっちでポーズをとったと思ったらこっちでおしゃべりで、なかなか大変です。
次に多いのはインド・パキスタン・バングラ系の皆さんでしょうか。地元の方もおられるようですが、観光の皆さんは一族郎党で動いてこられるらしくて、皆さん大デレゲーションでございます。だから余計に目立ってしまうということもあるんでしょうか。ここにはイスラム系の方はほとんど目立ちません。どういうことでしょう。
クラブ・ツーリズムのご一行とは行きの船も帰りの船も一緒でした。彼らはこっちとあっちに別々のバスを手配していて、船には歩行乗船者として乗ってきます。その方が安いのでしょうか。
阪急交通・トラピクスの皆さんはカフェテリアに40人ばかりがぞろぞろと列を作って入ってこられたので、嫌でも目に付きます。全員が全員帽子をかぶっているというのは面白いものがありますが、思わず自分の帽子を脱ぎました。そういう卑怯な奴です、私は。
地元のガイドの方が付いておられたのですが、トイレに行こうと通りかかったら目があったので「こんにちわ!」と声をおかけしたら「トイレは出て右です!」っておっしゃるんです。多分、私もツアーの一員と思われたんだと思いますが、さすがのプロフェッショナルです。
もう一つの日本人の団体は、近畿日本ツーリストという名前で高校生辺りかと思われる若者たちをお連れになった一団が乗っておられました。他には何人かの地元に来ている日本人若者というグループに遭遇しましたが、日本人というのはこんな程度しかいません。
そうそう、TSAWWASSEN - SWARTZ BAY間の船は片道16.90ドルでディスカウントはありません。往復運賃設定もありません。稼げる時には稼ぐ!という方針はブッチャート・ガーデンも同じで、33.00ドルで割引も何もありません。
そこへ行くとすごいのはTranslinkの料金なんです。私たちはBroadway - City Hallの駅からのCanada LineとBridgeportの駅からの620番のバス代があわせて行きは3.75ドルだったのです。もちろんシニア料金です。
ところが帰りの運賃は18:30を過ぎてからのdiscountがあって、ひとりわずか1.75ドルだったんです。ただし(ここが大問題!)コインでお釣りのないように揃えなくてはなりません!私たちは暑さにめげてアイスクリーム(それも場所柄ローズ&チョコレートでした!)を食べてしまったのが後で幸いして、かつかつコインで払うことができました。(足りなかったり、多い額の時はどうなるというのでしょうか??)
さて、肝心のブッチャート・ガーデンです。いや、実にマメにメンテナンスをしておいでで頭が下がりますよ。このクソ(失礼でございます!)暑い中、立派に、見事に咲き誇っています。手入れが行き届いているのがわかるのは、ちゃんとバラの花が終わったところを丁寧に摘んであります。芝生も実に綺麗です。その芝生の木陰で白昼(夜じゃやらないだろう)堂々、昼寝をこいているお客がいるのには驚きました。
そして見慣れない花がかなりの数に上ります。これって、誰も解説してくれないのかなぁと思ったら、ちゃんと「Plant Identification desk」があって、名前も発音も教えてくれます。なかなか立派。
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