51日目
東京にNH-115便、B787-800機が羽田上空にやってくると低い雲が垂れ込めていて地上は雨。夕刻でどんよりしていて、飛行機からでると、重たい空気をどっと感じる。あぁ、帰ってきたなと思う。
バッゲジクレイムまでやってくるとさすがに日系の飛行機だったんだなぁと周りに群がる乗客を見ていて思う。出口はどこなんだろう、都心にどうやっていくんだろう、金は大丈夫だろうかと心配しなくていバゲッジクレイムはとても気が楽だ。
税関のチェックは昔より時間がかかっているような気がする。特に外国人ばかり引っかかっている。京浜急行に乗ると、仕事帰りの人が途中から乗ってくる。みんなの視線が痛いね。自分だって現役の時は「良いよな、遊び回っている連中は!」と思っていたんだから人のことはいえないが、「邪魔なんだよ、この野郎!」と思っていることだけは間違いがない。京浜急行も京成ライナーのような電車を走らせてくれないものかなぁ。そうすればお互いがいやな思いをしなくてすむんだけれど。
日本人は真面目だからなぁ。空港で働いている人たちだって、みんな一生懸命だもの。ブラブラしている奴なんていないものなぁ。多くの先進国の空港にはブラブラしてる連中が山のようにいる。それに比べたら日本の空港には無駄な人はどこにも見えない。
家に着くやいなや、荷物を置いて、いつもの蕎麦屋に突進する。平日の夜だというのに歩いている人がややいる。なんだろうと思ったら今日はお参りしたら何日分ものご利益があるという日だった。蕎麦は旨かった。それにしてもあのお姉さんは何時になったら私たちに愛想を振りまいてくれるようになるんだろうか。
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