45日目
なんだか二人とも疲れてきていて、ちょっと体が上手く動かなくなってきました。一昨年から比べても明らかに体力が落ちていることを痛感します。しかし、わたしは東京に帰るのが楽しみになってきました。というのはどうやら毎日の1万歩を超える散歩のおかげで、体重が減ってきたらしいのです。確信はないのですが、ひょっとすると!痩せてきているのではないかと思うのです。
ということはコレステロールや中性脂肪、はたまたPSA(それは甘いか)、体脂肪率まで数値がどんどん良くなっているんじゃないかという期待でありますな。なにしろ今年の4月にわが家へ体脂肪計が導入されて以来、数値を突きつけられてきましたから、ここらあたりで起死回生の挽回が実現してやしないかと、そればかり楽しみにしているんですが、実は今日も昨日に続いてアイスクリームを食べてしまいました。
まず、ホテルの前から99番の快速BC大学行きに乗ります。これはBroadwayの通りをわがもの顏に突っ走っているバスです。ま、通りの代表選手といっても良いでしょう。これに乗ってややしばらく走りますと、MacDonald St.という通りと交差します。ここで降りて、角を曲がって、次は22番のバスに乗ります。これは実にマメに住宅街の中を止まります。地域の爺ちゃん婆ちゃんの足になります。Cypressの通りでこれを降りますと、もうそこには博物館への標識が出ています。とっても鄙びた住宅街です。あっという間にこんな景色になってしまいます。なんだかSydneyのモスマンあたりに古い住宅街を思わせます。もともと英国の影響多々でございますから似ても当たり前です。
バンクーバー博物館は入り口にステンレスでできた蟹と思われるオブジェがザァザァと噴水を吹き出しているのですぐにわかります。入場料はシニアは11ドルです。併設のSpaceなんたらや近くにあるマリタイム博物館と共通入場ができる30ドルという入場券もあるそうです。ここで切符を買っていると後ろの方にざわざわとして雰囲気を感じて振り返ると、歳のころなら13-4歳くらいかと思しき韓国人の子供達の団体です。これが大変にやかましい!よっぽど甘やかされている集団らしくて、ここが博物館だということを全く認識できない集団です。走る、ぶつかる、嬌声をあげる。
引率の50歳がらみの女性二人との会話が流暢な英語なのに、掲示されている文章を読むのは相当にやっかいそうな様子を見ると、現地校の生徒ではない、あるいは韓国から夏休み短期英語訓練プログラムで来ている連中なのかもしれません。日本人の同年齢と比べたらはるかに英語は達者です。
この博物館の展示はかなりの部分を戦争中の日系カナダ人がどれほどの扱いを受けたのかについて割いてあります。これは非常に例外的な扱いだといっても良いのではないでしょうか。来週帰国前に数時間の空き時間があるので、Burnabyにあるという「Japanese Canadian National Museum」を訪ねてみようかという気になってきました。
どうせならダウンタウンまで出て行ってVancouver Art Galleyも見てみようじゃないかというので、今度もまた22番のバスに乗ってダウンタウンへ出ました。美術館はかなり古い建物なのですが、今後新しい場所に移転をすることになっているそうです。ここには古い欧州の絵があるのではなくて、カナダの現代美術の企画展が並行して公開されているんだそうです。なかなか現代美術を楽しむ余裕がない私たちにはちょっとお呼びでない感じでした。
ランチを美術館のカフェテラスでとってから、どうせ一日券なんだからと、またまたSea Busに乗ってLansdale Quayを目指しました。そして一昨日ランチを買ったお店でテイクアウト。今度はミートボールです。味が濃くなくて、とっても美味。あそこは間違いがない。
今日、入港していたクルーザーはセレブリティーの「ミレニアム」です。多分アラスカン・クルーズですよねぇ。こんな天気だったら、十分にプールを楽しむことは可能でございますよねぇ。というより、暑くてプールに飛び込まないではいられないってところでしょうか。それにしても出港する気配がないなぁ。
ホテル至近のスーパーはずっとWhole Food Marketばかりを使ってきましたけれど、最後だからと思ってその先にあるSave On Foodを見に行きました。あれ!こっちの方が全然品数が多くて安いじゃん!Liptonのカップスープを北米で初めて見つけました。
なるほど、友人がいっていたように、Whole Food Marketはオーガニックが売りで、その分高いというのは当たっておりましたね。次回はほとんど時間はありませんけれど、この経験を活かしましょう。
さて、明日から三泊四日でジャスパー/バンフ/レイク・ルイーズ見物です。
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