2018年7月16日月曜日

OUIBUS

シャモニーからジュネーブに移動するのに、シャモニーのインフォメーションセンターで、OUIBUSを買った。前の便に変更しようとすると、ネット上でやればただだけど、カウンターでやると5ドルかかるといった。その根拠が不明だけれど、とりあえず、ネットで変更すると最後の決済のところから先へ進まずぐるぐるが回る。三回決済してしまったような気がして滅入る。結局終わらず、バスターミナルに行って英語のうまいおばさんにやってもらう。

ところがこのOUIBUSの16時発がようやく走り出したと思ったら、運転手がトイレの仕様を認めようとしない。なんちゅうことだ、これで2時間耐えるのかと思っていたら、高速を降りて街の中に走り込む。おかしいなと思ったら、鉄道駅に着くや否や、「バスを変更する、全員降りろ」という。なんだこれは、とみんながイヤイヤ降りると、20分待てといったのに、30分過ぎてようやくOUIBUSの自前バスがやってきた。するとこのバスの乗客も全員降ろされ、バスが交代した。この作業の意味がわからない。なんの説明もない。フランス語がわかるやつの誰も、運転手に質問しない。

 私たちのバスを運転するのは最初からの運転手である。つまり、同じ運転手と乗客のセットがバスだけ乗り換えたことになる。ようようジュネーブの空港に着いたと思ったら、運転手が「街中まで行く乗客はここから先どれくらい時間がかかるかわからないから、急ぐ人はSBBで行け」とフランス語で言う。隣にいた姉ちゃんに英語で教えてといったらそういった。私たちは降りてしまったのだけれど、後から考えて見たら、急ぐ旅でもないのだから、そのまま乗っているべきだった。電車に乗ったので、いくら半額券を持っているとはいえ、一人2ユーロかかった挙句に、重たいカバンの上げ下ろしが伴ってしまった。

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