2015年10月1日木曜日

20151001 バスツアーの始まり

 朝 6時半に目覚ましコールがピリピリとなります。慌てて身支度を整え、朝飯に参ります。今日一緒のテーブルになったのはOregonのPortlandからやってきたご夫婦で、だんなが私の友人を彷彿とさせる人です。

 いやいや、6時半なんて時間に起き出して、飯を食ったらバスに乗って走り出したら、まぁ、眠い眠い!ちょっと油断したらすぐに寝てしまう。それもドライバーガイドのキーウィーのおじさんのしゃべる英語が全くわからないからだ。英語なんじゃないんだろうと思うくらいにわからない。

  やっぱり、豪州人もNZ人もかれらの発音は「a」はほとんど「ぇあい」というふうに聞こえます。これはもう周知の事実だけれど、ベラベラと喋られたら、これはなかなか捉えにくい。かつてオージーの中に入って仕事をしていた私の友人がよく耐えたものだと今になってようやく感心する。彼は単身、1年以上にわたって彼らの中に入ってやり合ってきたんだから、頭がさがる想いだ。その後どうしているんだろう、もう10年以上連絡していない。

  クライストチャーチから一気に南下し、Geraldinという街のBakeryで昼飯にします。CLTと書いてあるサンドイッチとなんだかわからないミートパイをとり、なつかしのFlat White Coffeeを頼む。ちょっとやっぱり失敗だったかもなぁ。今度からこんな時は野菜サンドに徹することにしようと心に誓う。アハハ!どうも脂っぽいんだよなぁ、ミートパイは。
この小さな街にもmotelがあって、洒落たチーズ店やら、ジャム屋さんやらが軒を並べている。

  今度はすっ飛ばしてLake Tekapoにやってきましたぞ。聞いたことがあります、この名前。
  次にやってきたのはLake Pukakiでございます。氷河から流れ出した水が作っている湖ですから、その水の色の素晴らしさは誰しもが息を呑もうというものでございますな。ここにはMt.Cook Alpine Salmonというものを売っているお店がぽつんと立っております。その店ではスモークト・サーモンを売っていて、そのカウンターにはなんと割り箸、醤油、わさび、ガリの甘酢漬けを置いているんです。どういうこと!?

  昨日夕食で一緒になったブリスベンから来られたご夫婦の奥さんが、食事の時に、「ご飯をどれくらい食べるか?」と聞くのでどういうことかと思ったら、昨日のNZの新聞に、日本人の子供の平均余命は世界で一番長いと。NYCに住む日本人の母親がやっぱり日本食がいいんだという話をしている。ファストフードが良くないんだというのは米・加・豪・NZでも知られている話なんだろうけれど、この記事の中でこの人は日本には昔からの言い伝えとして「腹八分目の医者知らず」を引用している。しかし、日本人もどんどんファストフード化しているからなぁ。

  もはや豪州もNZもほとんど中国勢力の手中に堕ちていて、どんな地方の観光地、どんな辺鄙なところの観光地へ行っても、必ず中華レストランが存在し、かれらはそこへ集中して食事をしています。そしておみやげ屋さんの店先には、日本語の表示もかろうじて残っていたりしますが、必ず中国語の表示があって、日本語表示は過去の残り物でしかありません。次に看板を新しくする時には削除されるんでしょう。つまりかつての日本人観光客も今の中国観光客と同じだったわけです。
  しかし、大きく異なるのは当時の日本人は単なる観光客でしかなかったのですが、今の中国人の方々は単なる観光客ではなくて、多くの人たちが移り住んできています。豪州の人がいうのには、今の不動産の高騰の大きな部分は中国資本によって買われていることが大きな力となっているというのですね。いや、それだってかつて聞いたことがあるような話じゃありませんか。NYCのリンカーンセンターを日本資本がどうのこうのという話があったような気がしますが。


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