2015年10月11日日曜日

20151011 最終日

 今年の旅行も今日で、終わりです。今年の旅行のテーマは「氷河」だったのですが、その点では最後の旅行地、ニュー・ジーランドでは思いがけずに大迫力でした。
 前半は氷河そのものを楽しむという点ではそれほどのこともなかったのですが、氷河から流れ出る何本もの川を見ることができました。
 後半は船やヘリコプターのような乗り物の力を借りて氷河を見ることができました。つまり、もうこの地球上の氷河はどんどん後退していて、そうでもしないと見ることができなくなっているということの証でもありますね。

さて最終日の今日は、昨日パンフレットを入手したArt Festivalを見に行こうかと思っていたのですが、1日乗車券を買おうとすると、AT HOP CARD(SUICAみたいなもの)を買わなくてはならず、そのミニマムの5ドルを入れると一人21ドルにもなるというので、断念。とりあえず、CITY LINKのバスに1ドルで乗って、南の方へ行こうとしたら、このバスがフィッシュマーケットの方にまず行ったんです。そして、ドライバーが何を思ったか「フィッシュ・マーケットへ行くんだったらここだよ」というんです。お〜、そりゃ渡りに船と、降りました。時間はまだ10時そこそこ。
 


この界隈は再開発区域で、元は本当に港そのものだったようです。その開発計画のプレゼンをコンテナを使ってやっていました。そこで見せてもらっていたら係りのおばさんがつれあいにどこから来たのかと聞き、日本だと言ったら「ラグビーに勝ったわね!」といわれたと。オージー、キーウィーが入っているから、かなり親しみをもって語ってくれます。

 このフィッシュ・マーケットですが、もちろん日曜日でお休みです。ちゃんとオークション・ルームもあります。
 シドニーのフィッシュ・マーケットに比べたらまったく話にならない規模ですが、魚を売っているお店があります。そしてその横にはテーブルがありますから、食べることができそうです。

ひとあたりあたりを楽しんで帰ってくると、ようやく正午前になったので、そのテーブルの最初のお客になってランチを食べました。ほとんどのお客はここではなくて、そのまた海寄りにある、かなり洒落た方の店にワンワンと入っています。
 私は魚介のフェティチーノを注文しました。入っていたのはムール貝、白身魚、名前を知らない二枚貝、エビ、というところですが、このトマトソースが魚介のダシで美味しくなっていて、その上チーズをまぶしてあるので、たっぷりと濃厚なスープになっていました。21ドルもしましたから旨くないわけがない。それでもこれは合格でしょう。不思議なのはここで働いている男性連中がほとんどインド・パキスタン系統の人たちです。

 今度はCITY LINKに乗って南の丘の上に上がります。そこから緑のINTER LINKに乗ってNEW MARKETを目指します。どうも映画館で面白そうな映画の上映会があるというのです。トイレを借りようとウェスト・フィールド(ショッピング・センター)に入ると、つれあいが眠い、というのです。気絶しそうに眠いと。ベンチに座って、しばらく休んでいるうちに映画の上映時間が過ぎてしまいました。どうも二人とも結構疲れてきているらしくて、思いもよらない時に眠気の襲撃を受けます。

ではと、またINTER LINKに乗ってParnelへ向かいます。日曜日はお店が開いてないか、早く閉まるかなので、いってもしょうがないよと云うのですが、前回もあそこを歩いて面白かったから行こうよというわけです。Aucklandへ戻ってくることも、もうないだろうと思うので、それじゃ、といってきました。案の定、お店はほとんど開いていません。開いているのは食べ物屋さんだけ。それでも藤の花が満開です。






一昨年来た時には全くなかった帽子屋さんができています。ありゃ!こりゃ惜しいことをしたなぁ。こんなことならもっと早く来ておけば良かったと、残念無念。Goorin Bro.の帽子箱まで飾っていますから、センスとしてはなかなかなんじゃないかと。最後の寄港地だったんだから、持って帰るタイミングとしてはベストだったはずだしねぇ。惜しいことをしました。


にほんブログ村 旅行ブログ 親子・夫婦世界一周へ

0 件のコメント:

コメントを投稿

海外旅行者障害疾病保険

   旅行に出るときは怖いので保険をかける。ところが70歳をすぎると、保険会社が警戒をする。ネット上で気軽にかけられる、というのが概ねほとんどの損保の宣伝文句だけれど、70歳を超えたらネット上では受け付けないという損保が多い。しかもそれは31日以内だという。  つまり、70歳以上...