終日フリータイムですが、夕方はみんなで湖水を走る1912年建造のスティームボートに乗ってBBQへ行くことになっています。
その前に私たちは昼飯付きでゴンドラに乗って山の上に上がることになっています。11時15分だと聞いていたので、ホテルの前で迎えを待っていたのですが、何も起きません。あ、これはきっと自分たちでその時間にゴンドラに行けという意味なんだと気がついたときは11時半のバスの時間。慌ててバスに乗ってSKYLINEの乗り場へ急ぎました。到着したのはお昼ちょっと前。列に並ぶ直前に中国(多分台湾?)観光団の「萬國旅行社」のバスが来るのが見えたのが走り込みました。レセプションのお姉さんにGrand Pacific TourのAlexの名前で昼飯付きで申し込んであると説明。すると彼女はこれをうまく発見。連れ合いが見つけたキューポンを出して、これが適用されるか?と聞いたらこれも大丈夫。このランチなるものがかなりレベルの高いもので、海鮮ものを久しぶりにバフェで見ることができました。お皿に食べ物を載せていると、目の前に若い若い、もはや孫年代の日本人女性が三人いて、思わず声をかけると福岡の観光系の学校で学んでいて、Queenstownで半年間研修しているんだというのだ。今時の若い子たちは恵まれているなぁ。しかしながらお客さんの半分以上はもちろん世界各地からの中国系のお客さんばかりで、会話のほとんどは中国語。
ここのゴンドラは日本のスキー場にありそうな4人乗りのもので、スイスにあるような何十人もいっぺんに乗れるものとは異なるところが意外だったと言っている人たちもいましたね。このゴンドラに若い子供たちがMTBを乗っけて上がってきます。ここにはMTBのダウンヒルコースがあるのだそうで、シーズン開幕だとあちこちに書いてあります。見ている目の前で何人もがMTBにまたがってビュンビュンと降りていきます。
上にはバンジージャンプのプラットフォームがあるかと思うと、二人乗りのリフトがかかっていてブレーキ付きのリュージュ・ダウンヒルが楽しめます。
夕方は17時過ぎにみんながホテル前に集合。バスに乗って桟橋に赴き、なんとタイタニックと同じ年に建造されたという石炭焚きの船に乗って対岸へ渡ります。もう100年以上経っている船ですが、なにしろ航行しているのが湖ということもあって、長持ちしています。ダニーデンの造船所で建造したという銘板がついています。一度あっちで建造し、これをバラしてもう一度この湖の何処かにあるという船台で組み立て直したと説明されています。今だったらなんということもなさそうですが、当時、よくやったなぁということと、船体はともかくエンジンがよく保っているものだと感心します。今でも本当に石炭をたいて動いています。
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