ローマからバスツアーでナポリ、ポンペイへ行く。欧州全体をカバーしているMIKI travelという会社のバスツアー。前にも一度ウィーンでバスツアーに乗ったことがあるが、あの時は参加者が4名だった。今日はその倍、8名だった。行き帰りにおんなじ土産物屋兼バールに強制的に立ち寄る。ここにトイレがある。イタリアのこの種の施設のトイレとしては非常に例外的に男子用トイレも広く、箱だけではなく、まさに日本語ツアーに特化しているのかもしれない。このほかにカメオの店によってトイレを使った。なんも買うものはない。
ポンペイの遺跡はとっても興味深い。なんたって西暦79年の火山噴火で埋れてしまってからこの地域の文化が永遠に閉じ込められていたのだものねぇ。日干し煉瓦で作られた建物は当時は大理石の板や、漆喰で塗られていたらしいけれど、今はむき出し。大理石の柱も噴火の前の地震で崩れたときに、日干し煉瓦で補修したものがそのまま掘り出されたのだそうです。気になるのは掘り出された火山灰や礫は一体どこへ処理したんだろうということです。かなりの量になるはずだからです。
いまもまだ、調査修復作業が行われているんだそうで、これからも楽しみな現場です。それにしてもガイドの日本人のお姉さんの自慢げな解説がとてもおかしい・・・まるで自分の持ち物のようだもの。
ナポリを見て死ね!てなことを言ってありますが、冗談じゃない、それじゃ、これから平気で死んでくれと言われているような気がしますが、これは海の景色のことを言っているんでしょうねぇ。残念ながら高いところからこの海を見るチャンスはありませんでした。
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