まず、イタリアの絵画館としてはフィレンツェのウフィッツィに勝るとも劣らないというブレラ絵画館に行ったです。いったい何事なのかと思うほど、幼稚園から高校までの大遠足の日にでもなっているのか、あっちでもこっちでも子どもたちへの解説大会が開かれています。一番始末の悪いのが高校生でしょうねぇ。
確かにここの所蔵品は素晴らしいものがあります。そしてローマやフィレンツェに比べて展示の仕方が大変に優れております。ちゃんと光らずに見ることができます。
あのね、人間は権力を握ると何をし出すかわからんですよね?ミラノにもそんな連中が過去にその時の力を誇示すべく、あたかもお城のような邸宅を立てちゃうってのが他の都市ともかわらずあるわけです。
17世紀のミラノの主教、フェデリコ・ポッロメオの住居がアンブロジアーナ絵画館となっています。これを公開しているんですが、ここは完全撮影禁止でございます。その上、滅多にお客が来ないものですから、立ち合い者がなんと観覧者について歩いて来ちゃいます。うざったいのよねぇ。監視カメラがあるんだからいいじゃんねぇ。
ここの見せ方は薄暗がりにスポットを当てているのですが、これでは絵に悪影響があるのではないかと他人事ながら心配です。
ブックショップの店員さんはお客が来ないものだからお客扱いを知らないのか、全く無愛想でございまして、イタリアの若い女性の典型でございます。一度マクドナルドかスターバックスで訓練受けたらいいのにね。
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