2015年5月24日日曜日

150524

五日目
聖霊降臨祭の本日、ライデンの朝はあくまでも快晴。雲ひとつなく、風も吹かず。街は全く静まり返っております。
 ところが中心街に行ってみると、とんでもない。ペンテコステなんだから何もないわけがない。シーボルト記念館の前の運河沿いの通路は「ジャパン マーケット」という露店が軒を連ねるマーケットになっていて、それはそれは大変な人出。若い人たちはやたらとコスプレ。いろいろ着物を着ている人がいて、中には男性で羽織付きのアンサンブルを着ている人すらいるわけです。あなたは何をしているの?と聞いたらIT系の仕事をしているのだけれど、日本にも行ったことがあって、着物はとても好きだというのですよ。ちゃんと足袋も履いて、雪駄を履いているのです。もちろん中にはそれはなんちゅう格好なの?という人もいるのですけれどね。

ライデン武道会という半纏を着た男女のお二人がおられて、勧誘をしているようだったのですが、新品の竹刀が木刀なんかと一緒に置いてあります。竹刀をどこで手に入れるんですか?とお伺いしたら、もっぱらネットで買います、という返事。そうなんだね、ネットのおかげでみんなつながっているわけですね。

 眺めながら歩いているとふと気がついたら二人のお子さんを連れた40代と思しき日本人のご夫婦がおられて、「ここにお住まいですか?」とお伺いしたら「ロッテルダムから来ました、この時を待っているんです」とおっしゃいました。多分アムステルダムからも遊びに来ていることでしょうねぇ。そうそうと思い出して、「オランダの電車、NSは毎日午後になるとダイヤが乱れているんですけれど、こんなものなんですか?」とお伺いしたら「そうなんです、日本のようなわけにはいかないんです」とおっしゃいました。どうやら日常茶飯事のようですねぇ。いやいや、日本も近頃はそう上手くもいかないのですけれど。人混みに紛れて、ご家族とはいつの間にか離れてしまいました。

 お昼ご飯を小さな、多分夫婦二人で動かしていると思しきブラッセリーでとりました。もちろんメニューは理解できませんが、英語の紙をお持ちくださいました。でアスパラのスープと、またまた鮭の燻製サラダを注文。これまた美味しい。二つで19ユーロです。日本円が安くなっちゃっているので換算するのは忍びない。大きな企業は大半円安で決算が大好調のようですが、個人消費者は大打撃でございますなぁ。




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