9日目
毎週水曜日と土曜日にLeidenの運河沿いで(といってもたくさんあるのでどの運河かわからないですが)計量所あとのまわりにマーケットが立ちます。蚤の市とか、観光用のマーケットではなくて、生活用のマーケットです。パン屋さん、八百屋さん、花屋さん、布生地屋さん、といった生活密着マーケットです。
移動日なので、Leiden Centralからスキポールまで5.70ユーロを払い、残り、14.25ユーロを返金してもらいました。もともとこのOV-kaartの7.50と手数料2.50は返ってきません。このカードは2020年の9月まで有効なので、どなたか、オランダに行かれる方にお渡しすることだってできます。
スキポールの空港からルフトハンザ航空の991便でフランクフルトに移動。スキポールの空港もやたら大きい上に指定されたB-31ゲートは端も端。ずいぶん歩きました。ゲート脇から見ていると、私たちの荷物だけ後ろのベルトの横に置かれていて、せっかく積み込んだ郵便物を下ろしています。なんだろう?フランクフルトに降りてみて気がついたのは、このフライトに乗っているのはほとんどがトランジットの客で、そのままフランクフルトで降りるのはほんのわずかの人数だったのです。こんな距離、普通の人は電車かも。
挙句にSバーンに乗るのに、同じS-8でも逆方向行きに乗ってしまい、となりのKelsterbachに行ってしまいました。しかし、幸いなことにその電車がKelsterbach止まりでしたので、それに気がついて、折り返したのですが、おかげで半時間ばかり無為に費やしました。ま、旅とはそうしたものであります。うんうん。
フランクフルトの駅の構内はチューリッヒやミュンヘンと同じように汚い感じと荒れた雰囲気と、おしっこの匂いに満ちています。オランダではほとんど見なかったホームレスの人たちも駅前に佇んでいます。EUの中でも景気が良いとされているドイツの方がオランダよりも荒んで見えるのはどうしてなんでしょう。それでも人の数は数段多いのですけれど。
駅の北出口から出てすぐにホテルが並んでいますが、私は出発直前にここから歩いて10分ちょっとかかるメッセにできたMotel Oneから古いホテルが並ぶ中の一つ、Cristallというホテルに換えました。駅に近いということと、なにしろ一泊60ユーロという値段に惹かれました。相当問題有りかもしれないなぁと思ったのですが、ホテルに着いてみると、受付まで階段が数段。受付はインド系の青年で、英語で話し始めたら、奥から東洋人のおじいさんが出てきて、この人が日本語なんです!驚いたなぁ。その上、このホテルチェックインすると水とワインを無料でくれます。どうなってるんだろう。しかも部屋の中はすっかりリフォームされていて、快適そのもの。なんだかB&Bにでも泊まっているような気分です。
そのおじいさんに教えてもらって、駅からすぐのROWE(全国どこにでもあるスーパーマーケットです)に買い物に出ました。駅構内で食べ物を調達しても良かったのですが、私たちは日頃からの部屋食に慣れちゃっているので、そういう手段に出ます。ROWEではサラダバーを発見!狂喜乱舞。そのうえ、ローストチキンなんぞを調達。ついでに柔らかソフトなトイレットロールも調達。なんたって、こちらのホテルの普通のロールは硬くていけない。まるで紙ヤスリのような気がするのです。てなわけで今日の部屋食はかなり豪華。
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