ノヴァ・スコシア州のシドニーというのは豪州NSW州のシドニーと同じ綴りです。
ちょっとは違っているのかと思っていました。
小さな田舎の町で、なぜか埠頭には重量が3トンを超えるというスチール製の世界一大きなバイオリンが立っています。
この町はかつて石炭で栄えた町だったそうで、その石炭を使った製鉄業も賄われていたんだそうです。しかし、もちろん今では何もかもなくなってしまって、学生が一番目立つ街になっています。
私たちはこの街で何をしたかというと、バスで小一時間走り、オートキャンプ村がやっている鳥を見るボートツアーに参加しました。
なんといっても切り札はパフィン、Puffinです。小さな30人も乗ったら満員の船はその名も「Puffin Express」というわけです。沖にある岩礁を目指すと、セグロカモメ、グレイのカモメ、可愛いとはお世辞にもいえない海鵜、白頭鷲と日本語では格好いい名前が付いているのに、英語ではbald eagleと情けない名前になってしまっているやつなんてのがどんどん見えるのですが、肝心のパフィンはなかなか見られません。小さなペンギンの仲間、足の真っ赤な黒い小さな鳥、なんてのも見られるうちに、嘴がふざけているとしか思えないカラフルなパフィンが見つかります。いや、これが小さいじゃん!しかも、はしっこいです。なかなか写真で捉えられません。散々失敗して半分諦めました。鳥の写真は難しいわ!
街に帰ってきてから、バスの窓から見つけたアイスクリーム屋に急ぎました。学生バイトのボビーがもっこりとよそってくれましたよ。
夜なダイニングへのんびりと。
隣にタイ語と思しき言語を使う若い若い二人連れが座りました。新婚旅行でしょうか。座るなりウェイターにスマホを渡し、2人を写真に撮れと依頼します。ウェイターは僕らのテーブル越しに撮りました。
テーブルのパンを手にしたかと思うと、半分に裂き、そこへバターをたっぷり塗ってやおら齧りました。バターのお代わりを頼み、水の氷をそのバターの器に開けました。次から次に思いもよらない行為に及ぶので、目が離せません。おもろうございます。
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