しかし、道路っぱたのツツジの咲き終わりの花殻がからっからです。
雨が降っていなかったのでしょうか。
そういえば数日前に東京は30度を記録したといっていましたよねぇ。
通常の景色が通常の状態で流れています。
通常のといえば、帰りの飛行機の中で映画を数本見ました。
その中でNew JerseyのPatersonという実在の街のPatersonという名前のバス運転手の淡々とした一週間を描く映画を見ました。日本では8月に公開されるらしいと誰かのブログで読みました。(2017年8月26日(土)からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
ウィリアム・カーロス・ウィリアムズというやっぱりNew Jersey出身の詩人が出した「パターソン」という詩集が出ているんだそうで、その日本語の詩集を持った日本人が出てきます。それが永瀬正敏という役者で(私は何しろ日本のドラマってものを見ないので知りませんでした)、この映画の監督であるジム・ジャームッシュ監督の作品に出演したことがあることから、今回は友情出演なんだとその人のブログに書いてありました。へタックソな英語が日本人らしくて良いんだ。「ア〜ハァ!」って。
永瀬のアイディアなのか、当初からの脚本の中にあるのか知らないけれど、「詩の翻訳ってのはレインコートを着てシャワー浴びているようなものだ」というセリフが的を射ていて思わず笑っちまいました。ずっとそう思っているんだけれど、こんな旨い表現に当たるとは思いませんでした。英語の「Haiku」にも私はずっとそう思っています。「無理だよ・・・」って。
パターソンの女房役のゴルシフテ・ファラハニ(Golshifteh Farahani)はインド系の役者なのかと思っていたら、パリ在住のイラン人だってんです。英語流暢だよ。
うちについたのは午後5時ちょうどくらいで、それって西海岸時間にすると真夜中、午前1時なので眠い!
いつものように「弁天」にいって天せいろ上海老二本+盛り一枚で気持ちが日本になる。
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