ボストン滞在最終日
ようやく晴れてきました。
今朝も昨日の「南北和」の残り物で朝ごはんにします。
本日のバス旅行はそれはそれは刺激に溢れたものでございました。あいにくと写真に撮る勇気がございませんでした。
HI Bostonからそれほど離れていない、Tuffts Medical Center前にはSilver Lineと呼ばれていながら実は地下鉄ではなくてバスがやって参ります。それもSL4とSL5の両方が停まります。じゃ、これに乗って終点のDudley Stationという駅まで行って、そこから66番のバスでこれまた終点のHarvard Squareで降り、そこから今度は1番のバスに乗って、MITの間を通って川を渡ったところで、バスを降ります。そこからどうするかといったらHynes Convention Centerの駅から緑線の地下鉄に乗るのですが、この駅の入り口が全然良くわからんの。最後は電車をGovernment Centerで降りました。
説明しちゃえばこんなもんですが、いやはや、血湧き肉躍りました。
私たちが張り切ってTuffts Medical Centerのバス停にやってきたら、白人のお婆さんがひとり立っていただけでした。ところが10分ほど待ってようやくSL4がやってきたら、ばらばらと人が集まってきて、あっという間に30人ほどの人になっちまいました。こんな雰囲気はこの前のSullivanの駅の雰囲気そっくりです。しかも、その半分以上がアフリカンの人たちで、残りはほぼチャイニーズとおぼしき東洋人です。
多分乗っていた間20分ほどだったと思うのですが、5分ぐらい経ったら東洋人の人たちが段々減ってきて、10分ほど経ったら全員がアフリカンの人たちになってしまいました。
途中から乗ってきた若い奴が前から乗らずに後ろから乗って、パスを見せる雰囲気(これ、良くみんなやるんですが)で、乗り込んだら、ドライバーがこれを見逃さず「Sir !」と怒鳴りました。するとそいつがドライバーのところへ行ってそのまま降りました。つまり、かれは有効なものを持っていないけど、その振りをして乗り込もうとした、ということなんですね。
この辺から、あれぇぇぇぇ・・・・っていう雰囲気になってきて、どんどん周辺はそんな雰囲気になっていきました。
Dudleyについてみるとこれが電車の駅ではなくて、大規模なバスターミナルでした。ところがここにいる人たちのほとんどはアフリカンです。カメラなんぞ取り出したら怒られそうな気がして取り出せません。しかも乗ろうとしている66番の乗り場が見つかりません。泣きそうです。そこで4-5人のお巡りさんがおしゃべりしているのを発見!尋ねると、「それはこっち!」と指さしてくれたのはもう一つの大きな屋根の下。行ってみると、おぉ〜!あったぞ。しばらく経ったら反対側に止まっていたバスが動いて先頭だけを屋根の下に。すると、ここでも乗客がばらばらと集まってきます。「みんな!どこにいたの!」
どうやってHarvard Circleへ行くのかと思っていると、マルコムX通りを走り、Tremont St.をHuntington Ave.で左折、Brookline VillageでHarvard St.に入ります。あとはずっと86番で走った道を逆行。ハーバード大の運動施設前を通って川を渡り、終点。
トイレに行きたくなったものだから、Harvard Uni.のCOOPに入って3階のトイレに向かってエスカレーターを上がろうとすると、その前を行っていたのは、昨日ボストン美術館で見かけた日本人のお婆さん。先に入られちゃいました。
探していた本を見つけることができなくて、今度は1番のバスです。ハーバード大の周りをぐるりと回って、Massachusetts Ave.をまっすぐに行って、MITの前を通り過ぎ、またチャールズ川を渡ってHynes Convention Centerの駅前で降りました。反対側のビルの下が地下鉄の入り口なんですが、これが良くわからない。ぐるぐると目を回したら「T」の大きなサインが見つかりました。
Quicy Marketへ行ってロブスターサラダとロブスターロールでランチ。前回三回も通ったロブスタースタンドのおじさんは元気そうだったけれど、当時いなかった東洋人の店員が無愛想に売ってます。スタンドは中国人でいっぱい。前から中国人が多かったけれど、前よりももっと多くなっていることを実感します。
歩いても全然面白くないCambridge St.をCharlesの駅前まで歩き、骨董屋が並ぶというCharles St.を南下しますが、道路幅が結構あって、両側を歩くに叶わず、でれでれと歩き、ボストン・コモンの隣のパブリック・ガーデンを散歩して、ボストンはこれで終わりです。それにしても日が燦々と注ぐ公園に二胡の音は似合わんのね。
HI Bostonから歩いて行けるところにWhole Foods Marketがあると聞いて、探し当てて夕飯を調達しました。
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