私たちのようにバスでヨセミテにやってくると、グレイシャーポイントに上がるにはバスツアーに乗るしか方法がありません。さもなきゃ下から4マイルトレイルをえっちらこっちら登ってくることになります。
1日に三回バスツアーがあって、朝8時半、10時、1時半です。これはラウンド・トリップとワン・ウェイがあります。なぜワン・ウェイがあるかというと、上からトレイルを下ってくることができるからです。
ツアー料金にはシニアがあって、ラウンドでひとり35ドル。所要時間はほぼ4時間で、グレイシャー・ポイントには1時間の滞在となります。帰りにトンネル・ビューに5分間止まりますが、今日もまた山火事の煙でかなりスモーキーな景色です。
一行の中に、アジア人が私たちを入れて4名。他のお二人はチャイニーズ系かなぁと思っていたら意外や意外、横浜から来られたという、多分私たちより若干年上ではないかと思われるご夫妻でした。来られてあまり時間がたっておられないのか、眠そうでした。
つれあいが出がけに喉が痛いと言って強い薬を飲んだら、ワインディング・ロードで気持ちが悪くなって、気がかりでした。
グレイシャー・ポイントはトイレが3箇所に8箱あるのですが、うち二つが使用不可になっていて、今日は長蛇の列でした。そういえば7-8年前に団体バス旅行で来た時もそんなことだった記憶があります。あの時は、ファイアー・フォールの話は全く知らなかったなぁ。
今日のバスドライヴァー・ガイドのおじさんもこの話をしていました。ところでファイアー・フォールは毎晩夜9時に実行されたという話は聞いていましたけれど、何回か9時を過ぎたことがあったそうで、そのうちの一回はJFKがYosemiteにきた時にアワニー・ホテルに到着したのが遅くなり、ディナーが遅れて、とうとうファイアー・フォールを遅らした時のことだそうです。
ガイドのおじさんのジョーク「この中にテキサスから来た人いる?いない!じゃ、いうんだけれど、外国から来た人はいますか?って聞くと手を上げるんだよ、テキサスの人は。」
トンネルは1938年に2年の工事期間で出来上がったのだそうで、あれがなかったら面白くないことになっていた、わけです。
帰ってきたら午後1時半を過ぎていて、キャフェテリアで食事をしました。部屋に帰ってきて、コーヒーを入れて、やれやれと外を見たら、なんとそこへLynxが平然と歩いてきて、私と目が合いました!カメラを取り出すも、時すでに遅く、藪の中に消えようとしていたので、慌てて扉を開けて外に出ると、なんと脇からメスのミュールが突然現れ、平然と私の前を通っていくではありませんか!いくらヨセミテだとはいえ、こんなお客さんに出会えるとはびっくりです!
慌ててとりだしてとったリンクスの写真。ボケボケ。
そのあと現れたミュール。
2015年9月13日日曜日
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