2015年9月17日木曜日

20150916 SFO → SEA

 一昨日から天気は落ち着きを取り戻して本来の温度に帰ってきました。それはどんなの?といったら最高気温が20℃に届くか届かないか、という程度。ウィンド・ブレイカーを羽織るか、羽織らないかというあたり。一番いい状況じゃないですかね。しかし、それでもTーシャツで歩いている連中が平気でいるものなぁ。中国人のおばさんまで、いったいどうしたことか、そんな格好で歩いている。

 シアトルへ移動です。朝から、サンフランシスコのヒルトンは水色の模様に塗られたバスがDreamforceの会場へお客を運びます。街中には水色のリボンでIDをぶら下げた人たちが我が物顔で歩いています。帰りは坂道を下るだけだからとBARTで空港へ行こうということになりました。7年前に来た時も空港と市内の往復はBARTだった記憶ですが、あの時には地下鉄は通っていたんだっただろうか。
 この自販機は切符を買いにくいですよねぇ、慣れるまでは。クレジットカードを突っ込むと頼みもしないのに20ドルを表示します。で、自分が買いたい切符の種類を選び(シニアでone wayで空港まで)、人数を+と-で調整。金額も同じく+と-で調整。これが慣れないとよくわからんのです。その上現金だと出てくるお釣りの最高額が4.95ドルまでだったかな?だから5ドル紙幣を突っ込む必要が生じます。隣に5ドル札への両替機があります。

 今年のスター・アライアンスのitineraryの中でここだけUnitedにしました。米国国内ですからしょうがありませぬ。ところがチェックインカウンターに行ってパスポートを出したら、そのおばさんが浮かぬ顔。「予約を変えたりした?」と聞くんです。いいや!と言いながら、そういえば昨日ウェブでチェック・インしようとしたらできなかったのです。おかしいなぁ・・。そのうち、彼女は電話をかけます。なんかごにょごにょいっています。で、結局座席は押さえたままの番号で出てきました。これ、ひょっとするとセルフでC/Iしていたら該当する予約が出てこなくて往生したかも。

 そしてセキュリティー・チェックなんですが、全くほとんど何もしません。帽子も脱がなきゃ、ジャケットも脱がなきゃ、ポケットのものも出さなきゃ、カバンをそのまま通しただけ。なんでこれで大丈夫なの?
その上、なんとUnitedは国内便だといわゆるビジネスでもラウンジを使わせてくれません。尤もUnitedのラウンジは全くどうにもなりません。ソファーに座っていられるというだけ。そういえば前回はヒースロー/ニューヨーク間でUnitedに乗った実績があったのでその後の国内線でもラウンジが利用できていたのでした。
 もっと驚いたのはこのフライト、UA#1122は2時間を超えるフライトで、搭乗が12:05開始だというのに、ランチも出ません。バナナとシュニッツェルのつまみをもらっただけ。国内線だから?YVRからSFOに飛んできたAir Canadaでは立派なステーキが出ましたけれどねぇ。
 後ろの座席にいた東洋人の女性はLink Railでもご一緒だったのですが、University St.で降りる時に「失礼!」と日本語で言われたので、驚きましたが、日本を離れて長いのか、見た感じは全くわかりません。長く外地に入ると、雰囲気が違ってくるものです。
 ヨセミテのロッジのフロントで遭遇した東洋人の老夫婦と同じ飛行機の中で遭遇してこっちも相当驚きました。世の中狭い。

SEA-TAC空港はSeattleとTacomaの間にあるのでこんな名前です。上から見ると水と緑がたっぷりと目に入ってとても麗しく感じます。やっぱり水はいい!
 Seattleの空港から街へはSky Link Rail(日本人には発音しにくいよねぇ)が40分ほどで行きます。しかも!シニアは片道、なんと1ドルポッキリですよ。すごい!立派!見上げたもんだ。

 しかし、バゲッジ・クレイムから、この乗り物の乗り場まで駐車場の中を延々と歩くのですが、これは多分なれない人だったら相当に不安になるだろうというほど離れています。雰囲気はヴァンクーヴァーのCanada Lineに相当似ています。
 途中で検札官が乗ってきました。ほとんど警官のようなスタイルです。なにしろ改札口がない。地元の人たちはピッピですが、切符を買っている人たちは見せることは彼らしかいない。ということはいろいろな人が乗ってくるということでもあります。

実はこの都会にはホームレスが大変に多い。これはアメリカの都会では当たり前の景色になってきてしまっていますが、ここのホームレス諸君は元気がある。通りを歩きながら、赤信号で止まっている人に平気でせびる。止まっている車にカップを持って近づく。しまいには父親と幼い娘(本当かどうかはわからないけれど)のホームレスまでいる。だから、シニアはここも1ドルで乗れるバスにも金を持たない人が乗ってくる。運転手が出すまで車を出さないといったらそばにいた客が出してやったりしている。この辺がとても不思議。アメリカの人たちはホームレスに平気で施します。日本人はやりませんが、その分日本のホームレスは下さいといいませんねぇ。やっぱり引っ込み思案なんだろうか。

パイク・マーケットへ行って食べ損なったランチを食べます。ちょっと不本意なところのあるランチでしたけれど、取り敢えずこれで寝ることができそうです。
 明日は雨かもしれないけれど、美術館やら、バス乗りこなしながら移動して参る所存。




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