31日目
ボストンの滞在も、余すところ今日一日となりましたねぇ。明日の午前中もどこかへ(というか、もう一回ロブスターを食べに行こうと決めていますが)行くつもりですが、午後3時発のAmtrakでNew Yorkのマンハッタンへ移動する予定です。
テレビはもうサウス・カロライナ、チャールストンの教会襲撃事件で持ちきりで犯人の21歳の白人男はどうやら札付きの差別主義者だったようです。往々にして実社会で圧迫された人生を送って来ると必ず自分を正当化する対象を作り出そうとする。日本でも同じようなことが起こりつつあるのが非常に懸念されます。
ボストン美術館は10日間以内だったら何度でも入ることができるということを知ったので、昨日見ていないヨーロパの残りを見ようと、今日も朝10時からボストン美術館の表にトラムを一駅乗って行きました。今日は何の加減か、日本人の同年輩と思しき二人連れ二組に遭遇。
昨日そのあまりの無愛想さに思わず日本語で「クソババア」とつぶやいてしまったクロークのばあさんが今朝は入り口の切符チェックにいて、思わずたじろいだのだけれど、一体どこがどうなったのか、嘘のような愛想の良さで「もちろん今日も入れるのだけれど、切符を今日のに取り替えてきてね!」とおっしゃる。はいはい、ってんで切符売りの列に並ぶと、係りのお姉さんが「メンバーになりませんか?」とマニュアル通りにお誘いになる。「残念ながら人生は短くて、もう一度帰ってくることができるかどうか難しいんですよ!」といって相手を困らせる。それにしても今日もらった切符には有効期限がどこかに記号化されて入っているんだろうか。
ヨーロッパの残りを見てしまう。それにしてもこれまであまりにも多くのものを見すぎてしまって、頭の中はいささか混乱気味。
じゃ、というわけで、またまたグリーン・ラインに乗って街を目指します。まだ行っていないトリニティ教会前まで。うろうろしているうちにトリニティ教会は日曜日の礼拝が終わるまで入場制限されてしまいました。金を取るんですよね、この教会。もうそれだけで気に入らない。
私の気に入りの帽子屋がここにもあると聞いていたので、とりあえず行ってみると、さすがに被りたくなりそうな帽子がいくつかあるんですなぁ。ここの帽子屋はどこでもほとんど間違いがありませぬ。パナマはもう今年は買わないと決めているので、他のものを探すも、なかなか意見が合わず、結局ケミカル繊維ではあるけれど、これまで見たこともない柄のものを選択。これが結構涼しい!
昼飯は珍しく、Wendy'sだけれど、もうローストビーフはやっていないの?と思っていたら、あれはArby'sだったよ。
ハーヴァードのキャンパスを見に行った帰り、どうしてもバスに乗りたいという人がいるので、Park Streetの駅で降りて、オレンジ・ラインのRuggle駅行きのバスを発見。終点のRuggleからどうしようかと路線図を見ているうちに66番のバスに乗れば帰ることができるんじゃ?というので道路に出て待ちます。ところが待てど暮らせどやってこない。そのうち若い母親が乳飲み子を乳母車に乗せながら、タバコを吸い出すんだなぁ。この辺はイスラムのテンプルがあるくらいで、移民ばっかりで、その意味ではかなりなんでもあり地域だから、気は楽だけれど、みんなやることは無茶苦茶。バス停に集まってくる中に白人は一人もいなかった。
ようやくやってきたら66番のバスは2台連なってやってきて、前のバスはこのバス停をスキップした。しかし、残念ながらこのバスは途中から曲がった。曲がったところがグリーン・E線の停車ポイントだったから、降りてトラムというか地下鉄になるべき電車を待つんですが、これがまた来ない!ホテルに帰ったらもうクタクタ。
さて、明日のためにパッキングだ。(実はとうとうチャイニーズをテイク・アウトしました)。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿