36日目
午前中にフリック・コレクションを見に行こうということに。他にも見に行きたいところはいろいろあるんだけれど、一度行ったことのある美術館は、その時に見逃したものがあるんじゃないか、という点がとても気になるのです。ま、反対にいうと一度も行ったことのない美術館は見逃したものだらけですけれどね。フリック・コレクションも先日のノイエ美術館と同じようにかつての大金持ちの方の私邸をそのまま会場にして、そのコレクションを公開しているという点では同じです。日本だって、根津だ太田だ、ブリジストンだ、出光だとあるわけですが、アメリカの金持ちがやることはスケールの点でずいぶん違うと言ってもいいかもしれないですね。
フリックにはかのフェルメールが3点あります。フェルメールファンとして知られた福岡伸一先生もここに来られたんだという新聞記事を見たことがあります。シニアが一人15ドルでしたか、入ってみると、ほぉ、さすがに日本人の見物者がフェルメールの前に。この美術館はそもそも来られる方が少ないのに、日本人率がかなり高いと思います。その証拠にヴォイス・ガイドに日本語が立派にあります。インド・パキスタン系と思しき係員の方が「日本人だったらヴォイス・ガイドがありますよ」とご教示下さいました。私はヴォイス・ガイドに振り回されることになるのが嫌で頼らないことにしていますが、その代わりみなさんが簡単に手に入れる情報が入らないという馬鹿なことになってしまいます。
ここもやっぱり写真は禁止なので、何を見たのか、印象に残らないという傾向にあります。私は写真に撮ることで自分の記憶に残しているようです。
にほんブログ村
2015年6月25日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
海外旅行者障害疾病保険
旅行に出るときは怖いので保険をかける。ところが70歳をすぎると、保険会社が警戒をする。ネット上で気軽にかけられる、というのが概ねほとんどの損保の宣伝文句だけれど、70歳を超えたらネット上では受け付けないという損保が多い。しかもそれは31日以内だという。 つまり、70歳以上...
-
多分ここにも書いていると思いますが、これまで外国でユースホステルに泊まったことが何回かあります。日本では全くないのですが。私くらいの年齢の爺婆はユースホステルのなんたるかを良く知っていますが、今の若者に浸透しているのかどうか、甚だ、疑問です。 しかし、私が外国でユースホステ...
-
出発前に北米、アメリカ一国ならApple SIMで十分じゃないかという発想に遭遇しました。前にApple SIMについて読んだときは、結局高くつく、のようなものを読んだ気がするのですが、今回見つけたのはT-Mobleで繋げると5GBを10ドルで、という話でした。駄目元で試して見て...
-
COVID-19が吹き荒れる前の年の5月に、ベニスのVenice Mestre駅前のホテルに泊った。まだ春といっても浅い上に嵐が来て、寒くてしょうがないのに、そのホテルはもう暖房がなくて、風邪を引いた。 温かいものを食べたくて、ちょっと歩いたところにあった中華料理屋へ入った。不思...
0 件のコメント:
コメントを投稿