13日目
フランクフルトからスイスのバーゼルに移動します。5泊したCRISTALL HOTELは実に快適でした。なにしろ昨年リフォームしたというくらいですので、部屋はもういうことなし。私たちはグラウンド・フロアーでしたから、関係なかったのですが、リフトが各階の真ん中に止まるので、どうしても大きな重いカバンを持っている人は苦労するというのですが、若い人には関係のない話でしょう。
ここのフロントにはもうすでに80歳を超えていらっしゃるというのに、全くそれを感じさせない、新宿出身の「タキさん」がおられるので、そんな時は全くの日本語で「ただいまぁ〜!」とご挨拶をします。朝フロントにいる大柄な(多分)ドイツ人の人もこれだけは通じます「おはようございます!」
毎日朝ごはんは全く同じ品揃えですから、さすがに飽きてきますが、欧州を旅行している時はほぼ毎日どこへ行っても同じようなものなので、もはや全く気にならなくなってきました。それでも、ここはたった5ユーロでありながら朝ごはんにsmoked salmonが出るのには脱帽です。素晴らしい!
雨の中、駅までの約100mを歩きますが、歩き慣れた駅構内ですから、すぐ下へ降りて、切符を買います。103番ホームから空港へ。チェックインをして、小一時間、ターミナル-1のA30あたりで暇をつぶし、さぁ、ゲートのB-30へと歩き出して、いやその遠いことにびっくり!最後は走り出していました。「もうじきゲートを閉めますよぉ〜」なんてアナウンスを耳にしながら駆け込んだら、なんとバス!またそのバスが、延々と走り、Aブロックなんぞなんのその、とうとう南東の滑走路端くらいまできました。
そこにいたのがCRJ-900!可愛いぞ。
どうやらバス一台でやってきた乗客で全員だったようで、がら空きだったらしい。水平飛行わずか15-20分ほどの飛行にもかかわらず、飯が出ます。その飯がまた傑作で、なんと海苔で巻いた生シャケが、メカブの上に乗っているんです!シャキシャキです。思わず笑いました。このパンが旨かったんだよねぇ。
バーゼルの空港はスイスへ行くのはこっちから、フランスやドイツへ行くのはこっちから出てくださいと分けてある。全然知らないで、スイスのマークは「スイス人専用パスポートコントロール」だと思って、反対の口から出て、informationで「50番のバスはどこですか?」とお尋ねしたら、「また戻ってスイス側の出口から出てください」と言われちゃいました。どうりでそっちの出口前にあったATMはユーロしか選択肢がないわけだ。
スイスが名にしおう物価の高い国だというのはイヤっというほど知っているけれど、改めてものを買ってみると、驚くほど高い。水のようなものだったらほとんど差はないけれど、ソーセージや芋のグラタンのような惣菜を買うと、手間がかかっている分、あっと驚く為五郎だ!これじゃ、ますます食事が部屋食になりそうだ。
ライン川沿いを歩き、2回自然エネルギー渡し舟に乗った。一回ひとり1.60フラン。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿